2024年度ベンチャー基本コース各論Ⅱ

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第１回
2024年10月3日(木)

程 子学　名誉教授、畠 圭佑　准教授 (産学イノベーションセンター)
申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏教員
講義全体イントロダクション

今回の講義では、ベンチャー基本コース各論IIの全体を通した講義内容の紹介の他、会津の歴史に倣った会津IT日新館の由来、現代社会を取り巻く技術の流れ、社会における先端技術を学ぶことと社会実装?ビジネス化の役割などが教示されました。特に、最新の技術や社会の動向について紐解かれ、今期の講義内容と合わせて受講生達を鼓舞する内容となりました。

＜学生の感想＞
?仮定法がとても面白く、常からこんなものがあったらいいのでは？と、大袈裟な発想を日頃から心がけたいと思いました。程教授のスライドがとてもみやすく、具体例などを示してくださり、わかりやすく且つ親しみやすく講義の内容を聞くことができ有意義な時間を過ごせました。
?産業界や地域の第一線で活躍する方々から直接学べる貴重な機会だと思います。特に、最新の技術トレンドや起業に関する実践的な知識が得られることに興味がわきました。外部講師の方々が来られる際には、積極的に質問し、現場の生の声を聞きたいと思います。この授業を通じて、自分の将来のキャリアについて考える良いきっかけになると思います。
?何がリーダーに求められるのか、聞くことができて良かったです。そのおかげで、自分がリーダーに向いているのかどうか改めて考えることができました。また、熱いリーダー論を聞くことで、向上心や野心が高まったように思います。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第２回
2024年10月7日(月)

小坂 悠馬　様
株式会社D4D
新サービス創りの第一歩

今回の講義では、株式会社D4Dの小坂悠馬様による「新サービス創りの第一歩」をテーマとした講義が行われました。小坂様は日本代表にも選出される元水泳選手で、引退後に実業家として様々なサービスに関わっているキャリアを持っています。まずは行動してみるという瞬発力を発揮したサービス創りと共に、スタートアップを目指すことが全てではなくごく小さな投資で少しずつ売り上げを伸ばすような考え方があっても良いということを説かれておりました。元日本代表のアスリートだけあり、アクティブな行動力が講演からも感じ取ることができ、受講者にとって素晴らしい学びと共に刺激を得られる機会となりました。

＜学生の感想＞
?幅広いトピックが取り上げられ、学びの幅が広がったと感じました。特に、各トピックに対して具体的な事例や応用が紹介されたことで、理解が深まりました。また、理論的な部分と実践的な部分がバランスよく取り入れられていたため、理論の応用方法や実際の使い方がイメージしやすかったです。
?日常の中から課題を見つけ、その問題点を人の心理から見つけ出す方法は仕事やそれ以外の様々な場面でも助けになる思考法だと思いました。一つの問題に対し多く疑問を投げかけ、より良い解決法を探すというのは今まで意識していなかったので、これからの活動に活かしたいと思います。
?初めてのグループワークでしたが、自分の意見をしっかりと主張することが出来て良かったです。また、授業の最後に質問もすることができたので、前回の授業と比べて成長を実感できました。他の授業ではグループワークがほとんどないので、今回のように積極的にグループワークを行うのは、とても良かったと思います。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第３回
2024年10月9日(木)

津田 武　様
株式会社ニューインデックス　代表取締役社長
～今から差をつける就活虎の巻～覚悟を見せる就活の秘訣

今回の講義では株式会社ニューインデックスの代表取締役である津田武様より「～今から差をつける就活虎の巻～ 覚悟を見せる就活の秘訣」と称して講談いただきました。本講談では、成功の秘訣としてビジュアライゼーションや自分のテーマ曲を決めることで自己イメージを確立し、成功へと導いてきたことが紹介されました。就活においては、面接での質問を採用者の視点から考え、その本質を理解することが重要だと説明され、採用者の期待に応える答え方ができるようになることが述べられました。さらに、採用者側の視点に立ち、お礼状を送る、提案書を持参するなど、実際に役立つ就活テクニックが紹介され、特に固定観念にとらわれず、柔軟な発想を持つことが就活で差をつけるポイントだと強調されました。

＜学生の感想＞
?この講義を通して自分に自信がない理由を考え、目の前のことにがむしゃらに取り組む経験が足りないことを痛感し、今興味を持っていることに全力を尽くしたいと思えました。
?就活の秘訣や成功の秘訣、あがり症の克服法などこれからの人生においてとても役に立つであろう内容のものが多く、とてもためになりました。
?就活を単なる就職先探しではなく、企業の事業や理念に深く共感し、自らの貢献可能性を示す機会として捉える姿勢が印象的でした。これらの学びを今後のキャリア形成にどのように活かせるか、さらに深く考えていきたいと思います。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第４回
2024年10月17日(月)

石川 達也　様
株式会社inf.　代表取締役
学生起業の経緯と学生の持つチャンス

今回は、株式会社.infの石川達也様による「DXによる未来の会津への挑戦」という講義が行われました。石川様は現役の申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏生でありながら、プログラミングやICT人材の育成に力を入れ、AIを活用したシステム開発にも取り組んでいる方ということで受講者にとっても体験を身近に感じることができました。講義では、石川様が自身の格差を感じた経験を活かして起業に至った経緯について語られ、お金やビジネスに関しても「価値を与えて対価を得ること」「需要を見つけ、それを満たす供給の仕組みを作る」といった内容を分かりやすく説明されました。また、申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏での起業に向けた具体的な流れや考え方を「起業ロードマップ」として示し、受講者が実際に起業をする際にどのような支援が受けられるかについても詳しく解説され、学生にとって起業のイメージをより明確に描ける機会となりました。

＜学生の感想＞
?現役大学生の方だったため、親近感をもって話を聞く事ができました。今までの講演と比べて、より一層起業のイメージが出来ました。
?登壇いただいたメンバーの中に知り合いが居たりして驚きました。申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏でも大学生で起業している人もいるとは噂程度に知っていましたが、実際に何をやっている企業なのか、何でそれをやろうと思ったのかなど具体的な話は聞いたことがなかったので、今回の講義では刺激を受ける内容が多かったです。
?今回の授業で起業に対するイメージが大幅に変わりました。行動力が大事だということは私の心に響きました。また、他の会社の商品の目的についても、人間は確実性を重視するのだと参考になりました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第５回
2024年10月21日(木)

長谷川 剛　様、石川 伸幸　様
スパークル株式会社
スタートアップ企業の実情　売上と利益と実感と、ワークショップ

今回の講義では、株式会社スパークルの石川様と長谷川様による「スタートアップ企業の実情」に関する講義が行われました。長谷川様は、スタートアップ企業が短期間で急成長を目指すビジネスモデルであることや、スタートアップが陥りがちな大きな失敗理由として、顧客ニーズに合わない商品やサービスを提供してしまうことを挙げられました。また、売上と利益を実感するための考え方についても説明されました。石川様は、ワークショップを通じて、バリュープロポジションキャンバスというフレームワークを使いながら、自分が考える課題をビジネスに結びつける方法について指導されました。これにより、起業を目指す際に必要な思考トレーニングができ、日常の課題とその解決策をメモしていく重要性が強調されました。さらに、地域ベンチャー創成支援財団の活動についても紹介され、参加者は様々なアイデアを出す良い機会となりました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第６回
2024年10月24日(月)

植田 誠　様
福島イノベーション?コースト構想推進機構　交流促進部部長
酒井 一美　様
インターステラテクノロジズ株式会社
福島イノベーション?コースト構想と誘致企業の活動

今回の講義では、福島イノベ機構の植田様とインターステラテクノロジズの酒井様による「福島イノベーションコースト構想と誘致企業の活動」に関する講義が行われました。まず植田様から、福島イノベーションコースト構想について説明があり、原子力に頼らない新技術開発に向けたプロジェクトの取り組みが紹介されました。特に、ロボット開発のためのテストフィールドにおける活動や、多様な課題から新たなビジネスモデルが生まれる可能性について語られました。 その後、インターステラテクノロジズの酒井様から、小型ロケット「ZERO」の開発についてお話しされ、誰もが自由に宇宙へ行ける未来を目指していることが強調されました。酒井様は、ロケット開発のプロセスを詳しく説明し、開発に伴う苦労や挑戦も共有され、受講者にとって宇宙という未知の領域への興味が深まる内容となりました。

＜学生の感想＞
?私たちは震災を経験したからこそ、危機感を持って、常に上へ上へとICT技術や起業をたくさん駆使して発展させる力を持っていると思うので、あの日のことを忘れずに成長していきたいです。
?地方地域である福島をICTの力で活性化させようとする試みと、それを担う人材の教育という部分に興味を惹かれました。僕の出身も福島県内なので、地元の活性化にITでどうやって貢献できるかを考えてみようと思えました。
?福島ロボットテストフィールドなどの先進的な施設を活用した、産業集積や人材育成の取り組みが印象的で、復興が新たな技術と産業発展の基盤となる可能性を感じました。また、地域への帰還を支援するインフラ整備や、スタートアップ支援を通じた経済活性化の取り組みも、持続的な復興の鍵であると感じました。一方で、依然として低い帰還率に対し、住民の帰還意向をどう支援していくか、具体的な施策が気になります。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第７回
2024年10月28日(月)

江島 龍大　様
株式会社日本総合研究所
問題の根本解決の方法

今回の講義では、日本総合研究所の江島龍大様による「問題の根本解決の方法」に関する講義が行われました。江島様は、ビジネスケースを基にした問題解決モデルのプロセスについて説明し、「個の主張から原理原則を導き出す」アプローチを紹介しました。講義では学生が6つのグループに分かれて議論を行い、問題解決に向けた実践的なグループワークが進められました。最後には振り返りの時間が設けられ、各グループで反省点や学んだことを共有し、改善点を確認することで、知見の定着を図る機会となりました。

＜学生の感想＞
?今までは自分の思考方法が整理されていなかったものが考え方のプロセスやフレームワークを学ぶことで、整理され思考を深めることができました。
?今回の講義では、今まで無意識に使っていた論理的思考について改めて考える事ができて良かったです。体系的に論理的思考について学ぶ事ができたので、より深く論理を展開する事ができるようになったと思います。また、グループワークを通して問題解決の方法を学べたので、就職活動や卒業論文などに活かしていきたいです。
?今回の授業で考える際の手法を学ぶことができました。私は考えることが苦手だったのですが、本講義を得て方法が分かり少し考えやすくなったのではと思います。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第８回
2024年10月31日(木)

江島 龍大　様
株式会社日本総合研究所
事業戦略策定

今回の講義では、前回に続いて事業戦略策定に関するグループワークが行われました。今回のテーマは企業のIT投資に関する方向性の検討で、実際のビジネスに近い場面設定のもと、投資方針の決定方法について議論が進められました。学生たちは積極的に話し合いに参加し、最後には解答例をもとに各グループで反省点を共有し、今後に活かすべきポイントを確認しました。また、プロジェクト推進において重要なプロセスや評価軸についても学び、実践的な知識を深める良い機会となりました。

＜学生の感想＞
?チームでのアイデア出しや進行の難しさや、スムーズに進めるコツなどを学べたので、今後のサークルや仕事でのチーム作業にて活用できるように努力したいと思います。
?グループワークは苦手意識があっが、しっかりとやり方を教わりながらやることができたので、うまくできたように思います。これからもグループワークをする機会があると思うが、はっきりと自分の考えを伝えることができるように頑張りたいです。あまり苦手意識を持ちすぎないように取り組みたいです。
?授業を通しワークショップが多く、今までよりも実践的なことが出来ました。このような授業が増えると身につくことを多いので、受けるのが楽しくより有意義な時間になると感じました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第９回
2024年11月5日(火)

李 顕一　様
Okuma Drone株式会社　代表取締役社長
小さな水素社会

今回の会議では、OKUMA DRONEの李顕一様による「小さな水素社会」をテーマとした講義が行われました。李様は、水素ドローンの開発に関する説明を通じて、水素利用の課題やその解決策について詳しく解説されました。また、アントレプレナーシップ（企業家精神）やベンチャーに必要な質問力、洞察力、ネットワーク力、実践力などの重要性を強調し、創業テーマを決める際には市場分析が鍵であることや、信頼できるコアメンバーの存在が成功の基盤になると語られました。
さらに、融資や出資、補助金といった資金調達の方法についても具体的に説明があり、受講者の関心を集めました。後半では、創業テーマを考えるワークショップが実施され、参加者から様々な新しいアイデアが提案されるなど、実践的な学びの場となりました。

＜学生の感想＞
?水素燃料に特化したドローン開発というのは、新しくて面白いと思いました。また、福島県で起業するにあたっての考え方や補助金についてなど、道筋を知れたのは参考になりました。ワークショップではメンバーで一つのビジネスを練ったが、リスクや競合について考えることが案外難しくて勉強になりました。
?ドローンの開発だけではなく、地域の活動まで広げる点に可能性を感じました。水素が足りない点や、電力が余っている問題などを事業として解決できる事を学ぶことができ、私も広い視野を持ち、市場規模を念頭において事業に取り組みたいと思いました。
?今までのワークショップよりも何も無いところから考えるという意味では、実践的だったのかなと思います。そこでのアイデアも積極的に出せたので、この授業を履修する前よりもアイデアを出すことに慣れてきたのを実感できました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第１０回
2024年11月7日(木)

吉澤 小百合　様
フリーランス心理カウンセラー
人生100年時代を幸せに生きるために欠かせないこと

今回の講義では、心理カウンセラーの吉澤小百合様による「心理カウンセリングの現場から見た社会」をテーマとした講義が行われました。吉澤様は、人生100年時代を幸せに生き抜くために最も大切なことは「自分にとっての幸せを定義すること」であると語り、幸せが感覚であることを強調されました。また、開業カウンセラーとしての仕事内容や、働くために必要なスキルやステップについても具体的に説明がありました。講義を通じて、参加者は「自分の未来を新しい視点で考える」機会を得るとともに、どのようなときに幸せを感じるかを深く考えるきっかけを得ました。後半のディスカッションでは、学生が抱える悩みに対する心理的な解決策が共有される場となり、相手に向けた感情の矢印を自分自身に向けてみるという考え方も紹介されました。講義全体を通じて、自分を見つめ直し、前向きな生き方を考える貴重な時間となりました。

＜学生の感想＞
?自分の人生にとって日常の中にある小さな幸せや、長期的で戦略的に得られる幸せについて考える機会になりました。また、ビジネスの起こし方について、実績を作るために、その時に得られる報酬だけでなく今後の人生に役に立つという視点を忘れずに行動を起こしたいと感じました。
?本日の講義を通じて、人生100年時代における幸せの在り方について深く考える機会を得ました。特に、幸せとは何かという根本的な問いに向き合い、自分なりの答えを見つけることの重要性を学びました。また、日常の些細な瞬間に幸せを見出すヒントや、こうなりたいという目標を持つ人と接することの大切さも理解できました。これらの学びを活かし、今後は自分の幸せの定義を明確にしながら、具体的な行動を実践していきたいと思います。
?今回の講義で人生に対する考えを改めることができました。話を聞いていると、普通に生きていられるだけで幸せだったのだとひしひしと感じられました。現在就活中で不安が募っていましたが、不安が軽くなりました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第１１回
2024年11月11日(月)

篠田 裕之　様、平川 智也　様
株式会社博報堂テクノロジーズ
広告とテクノロジー

今回の講義では、株式会社博報堂テクノロジーズの篠田裕之介様をはじめとするゲストスピーカーによる「広告テクノロジー」に関する講義が行われました。 篠田様は、AIを活用した動画生成技術を紹介し、進化の速さや具体的な制作プロセスについて解説。実際の映像も交え、現場のイメージを深める内容でした。また、平川様からは広告の予算や経済効果の話に加え、AIを使ったリサイクル広告の留意点やフェイクコンテンツの見極め方法についての具体例が示されました。広告業界の最新技術とAI活用の可能性を学ぶ貴重な講義でした。

＜学生の感想＞
?実際は知らないツールが多く紹介され、視界が開けたような気がします。今後はどんな分野で生成AIを使うにしても、はっきりとした目的意識を持ち、その範疇で現れるツールを見逃さない仕組みを作る方針にシフトしたほうが得策だと意識しました。
?同じ生成AIでも、初心者が使うのとプロの方々が使うのでは雲泥の差があるのだと実感しました。また、ChatGPT、Gen-3,やdream machineを使って動画を作成する過程の説明は聞いていて面白かったです。コンテストで最優秀賞を受賞した方の話ということもあって、映像制作の際に気にしている様々な視点や、ゴールまでの道筋の立て方など、説得力があり分かりやすい話でした。
?今回の講座は、小さいスケールで面白いと思うことや今後役に立つことなどを、様々な考えを巡らせながらやっていく方たちの講座だったので、今までとは違った話を聞けて面白かったし、自分の身の回りでもできるような面白そうなことを探すきっかけになりました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第１２回
2024年11月14日(木)

西巻 明美　様
株式会社ふたば　郡山支社
ソフトウェアキャリアデザイン～未来のソフトウェア開発者へ～

今回の講義では、株式会社ふたばの西巻明美様による「ソフトウェアキャリアデザイン　未来のソフトウェア開発者へ」というテーマの講義が行われました。西巻様は、ソフトウェア開発における課題として「人とのコミュニケーション」の重要性を挙げ、開発に必要なスキルや考え方について説明されました。
キャリアデザインにおいては、「やりたいこと」「できること」「社会のニーズ」の三要素を考える重要性が語られ、「やりたいこと」と「できること」の違いを理解する必要があると強調されました。演習では、趣味と販売目的のアプリ開発における考慮点や、販売目的には責任が伴うことを議論しました。さらに、開発に必要な役割や、QCD（品質、コスト、納期）のバランスについても考察を深めました。 講義の締めくくりでは、「自分自身を理解し、ありたい姿を見つける」ことの大切さが伝えられ、参加者に未来を見据えたキャリア形成のヒントを与える内容となりました。

＜学生の感想＞
?実際の仕事場での人と人との関わり合いや、できることとやりたいことのギャップ、必要な役割分担など、将来の仕事について考えることができました。今のうちにできることを増やし、将来の選択肢を増やせるように頑張ります。
?ソフトウェアを開発するうえで、重要な点や流れを知ることができました。特に、個人ワークで行った趣味と販売目的の違いは顧客が求めるものが全く異なってくるため考えることがとても重要だと感じました。私はソフトウェア系の会社に就職するつもりなのですが、今回の講義で学んだことは働く際に重要になるため、活かしていけるよう覚えておきたいと思います。
?キャリアを考えるフレームワークWill, Can, Mustや、QCDなど元々知っているワードもあったが、それらの深い部分まで知ることができました。今回の講義では組織の役割を自分で考えるきっかけを作ることができました。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第１３回
2024年11月18日(月)

折笠 哲也　様
株式会社AiNERGY　代表取締役社長
起業家のマインドセット

今回の講義では、株式会社AiNERGYの折笠様による「起業家のマインドセット」というテーマの講義が行われました。折笠様は、原発やエネルギーについて学ぶために数多くのセミナーに参加し、知識を深めるとともに、福島で生活する中で直面する風評被害などの課題について語られました。講義では、エネルギー革命による地域の自立を目指す熱い思いと、3.11を経験したことで「無力ではなく微力」であることに気づいたエピソードが紹介されました。微力であっても同じ志を持つ人々が集まれば大きな力になるという信念をもとに、1000人が一歩を踏み出すことで社会を変える可能性について語られました。折笠様の逆境を乗り越えてきた経験や「誰もが笑顔で暮らせる社会」を目指す情熱に、多くの受講者が感銘を受けた講義となりました。

＜学生の感想＞
?今回はとてもリアリティのある講義で、身近に起こりやすい、また実際に起こっていることをお話ししてくださり、とても親近感の湧く講義でした。また、資料も見やすく、なるほどなど納得する場面もたくさんあり、とても良い講義でした。今回の講義をうまく自分のモチベーションとして役立てていきたいと思います。
?本講義を通じて、地域課題を解決するための起業のプロセスや具体的な事例について学べたことは非常に有意義でした。特に、微力を大きな力に変えるためには、同じ志を持つ仲間との協力が重要であるという考え方が印象に残りました。
?今回の講義で起業について更に理解を含めることができました。起業した社長向けのコミュニティがあることやそのサポートを行う場所があることを知り、新たな知見を得ることができました。起業に関して自分は無知のため、新たな発見ができたこと、そして挑戦することの重要性を学ぶことができ良かったと思います。

ベンチャー基本コース各論Ⅱ第１４回
2024年11月21日(木)

守田 りく　様
株式会社Real Moi
創業の成功?失敗談

今回の講義では、株式会社Real Moiの守田りく様による「創業の成功?失敗談」をテーマとした講義が行われました。守田様は自身が手掛けるITコンサルティング事業について紹介するとともに、営業活動を通じて感じた人との関わりの深さについて語られました。また、これまでの人生で経験した挫折を振り返り、コンフォートゾーンに留まることのリスクや、人間が変化を拒む性質を克服する重要性について説明。さらに、熱中できるものを見つけることで、人生の選択肢が広がると強調されました。質疑応答では、営業能力をどのように身につけたかという質問に対し、様々な方法を試すよりも、特定の一人をお手本にして学ぶことの効果が高いという実践的なアドバイスをいただきました。受講者にとって、創業や自己成長について多くの学びが得られる機会となりました。

＜学生の感想＞
?コンフォートゾーンの話は、現在停滞している私自身の状況に当てはまっていて身が引き締まる話でした。私は現在大学生活に慣れてきており、余裕を持て余している状態です。だから、環境を変えることによって新たなコンフォートゾーンを作っていきたいと思います。
?モチベーショングラフはこれまでの自分の人生が可視化できて面白かったです。自分は去年までのモチベーションの下がり幅が凄かったので、今年は巻き返せるように尽力したいと思いました。
?講義を通じて、受験の失敗やあえて成功している営業の道を行くのではなく、エンジニアの道に進むという逆境を乗り越えて、自分のやりたいことやなりたいものなどへの努力を惜しまない姿勢、会社設立に至るまでの熱意に深い感銘を受けました。現状に満足せずに自分の価値を上げる、社会に新たな価値を提供し続けようとする姿勢は、自分も見習いたいと感じました。